婚活

⑩やはりユニコーンは君だ!!新指揮官にターゲットロックオン!

⑩やはりユニコーンは君だ!!新指揮官にターゲットロックオン!

前回、結婚相談所の「オアシス君」からの告白を全力棒読みで神回避し、命からがら逃げ出した私。 そこで気づいたのは、「条件」で選ぶ婚活の限界と、自分の心に嘘はつけないというあまりにシンプルな真実でした。

誤解のないように言っておきますが、オーネットの男性陣は普通に素敵な方が多かったです。ただ、あのシステムは「効率」を重視する分、私にとっては「恋」をするのが難しかった。もし彼らが同じ職場にいたら、普通に好きになっていたかもしれません。

職場で唯一の、誰もが認める頼もしい存在

職場の新指揮官。 かつて女上司と一緒に「売れ残りwww」と私を笑った(たぶん笑ってない)彼。 しかし、冷静に彼を見つめ直すと、そこには驚くべき事実が隠されていました。

私の職場には、仕事もできないくせに偉そうなことだけ言う「ゴミみたいなおじさん上司」がうじゃうじゃいます。そんな澱(よど)んだ空気の中で、彼は圧倒的に光り輝いて見えました。

  • 仕事に対して誰よりも真面目。

  • 人柄が驚くほど誠実。

  • トラブルが起きれば、他の奴らが逃げる中、真っ先に駆けつけてくれる。

……いや、かっこよすぎんか!? 冷静に考えなくても、職場の独身女性が全員惚れるレベルの優良物件。おまけに、あの「丸顔の童顔」は私のどストライク。 前々回の私、どの面下げて「バカ」とか言ってたんだ? 土下座して撤回したい。

迷走する恋心と、斜め上のチャンス

「新指揮官が好きだ」と自覚してからの日々は、まさに地獄(自業自得)でした。 そもそも彼に彼女がいるのかすら不明。まさに**「勝率不明の危ない賭け」**。 夜な夜な恋愛系YouTuberの動画を片っ端から漁り、「モテるLINEの返し方」や「好意を匂わせる仕草」を勉強しては、翌日職場で彼を前にして何もできずもだもだする……という不審者極まりないムーブを繰り返していました。

そんなある日、予想だにしない方向から「事件」が起きたのです。

諸悪の根源、中年のおじさん上司がニヤニヤしながら私に話しかけてきました。

「今度さ、かなさんと綺麗さん(既婚・美人)で、3人でドライブ行かない?」

何が「両手に花」だ、何言ってんだ!!と毒づきそうになったその時です。 一緒にいた綺麗さんが、女神のような助け舟を出してくれました。

「新指揮官さんも誘いましょうよ。その方が楽しいですよ!」

綺麗さん、一生ついていきます……!! ちなみに綺麗さんは私が新指揮官を狙っていることは全く知りません。でも彼が魅力的な方なので、みんな誘いたくなるんでしょう。

こうして、おじさん上司の「邪な欲望」がきっかけで、まさかのメンバーが決定しました。

  1. 中年クズおじさん(誘った張本人)

  2. 既婚美人さん(女神・仮名の通り美人)

  3. 独身彼氏なし・30歳)

  4. 新指揮官独身彼女たぶんなし・32歳)

……いや、この4人メンバーはもう勝ち確定だろ!! 逆にこれで無理だったらもう何も信用できないレベル!実際に新指揮官さんも誘いに乗った時点で、実は私に気があったとか!?ハァハァ( *´Д`)ハァハァ

ターゲット、ロックオン!!

オーネットを退会し、背水の陣で挑むこの恋。 舞台は整いました。場所は狭い車内。逃げ場はありません。 職場という地雷原で、数々の苦難を共に乗り越えてきた「戦友」としての絆を、一気に「恋愛」へと昇華させることはできるのか!?

「新指揮官……もう逃さないからね……!!」

次回、【衝撃の未読スルーからの既読無視。もう仕事辞めたい。】